バイク用語辞典

カタナ狩り かたながり

1982年に登場したスズキGSX1100Sカタナは今も根強い人気を誇る名車だが、この’80年代に起こったのが「カタナ狩り」と呼ばれた警察による取締り。これは当時の日本ではまだ、自主規制による排気量上限が750ccであり、またカウルやセパレートハンドルの採用が市販車では認められていない時代の出来事だった。国内仕様のGSX750Sは、ヘッドライトからメーターにかかるシールドはなく、ハンドルも耕運機と揶揄されるほど大きく引き上げられていた。そのため、当時の750オーナーはこぞって1100用パーツに交換……警察の集中的な取締りの対象となってしまった

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