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HUNTER350がアシスト&スリッパークラッチ装備で新たに6カラー!【What's New】

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ハリスフレームの本領発揮で純スポーツハンドリング
そのHUNTERがポテンシャルを高めた!

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英国を発祥の地とするロイヤルエンフィールドは、生産拠点のインド本国でHUNTER350(ハンター350)のイヤーモデルを発表した。
英国とインドにR&D(研究開発センター)を持つロイヤルエンフィールドは、350系と650系などミドルクラスのスポーツバイクのみを生産するメーカーで、世界に向け年間100万台を超える供給を達成するまでになったばかり。
そのラインナップでベストセラーなのが、このHUNTER350だ。

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日本でも既に在庫がない人気車種で、CLASSIC350やMETEOR350、そしてビンテージのBULLET350で搭載している350ccのJシリーズエンジンを共有している。
72mmのボア径で85.8mmと現代エンジンでは例がないほどのロングストローク単気筒で、スペックは20PS/6,100rpmに27Nm/4,000rpmとおとなしそうだが、脈々と歴史を積み重ねてきたフライホイールの回転質量を武器に数値表記では大幅に上回るバイクを凌駕、低速~中速域で力強さが体感できる魅惑のエンジンとして定評がある。
見逃せないのは新たにアシスト&スリッパークラッチを装備、左手から日常の負担軽減になるのと、咄嗟のシフトダウンでも後輪が跳ねたりしない、高いスポーツ性が加味された。

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そのHUNTER350の持ち味は、何といってもコーナリング・ポテンシャルの高い優れたハンドリング。
英国のカフェレーサーからGPマシンまで、数々の名シャシーを生んできた名門、ハリス社が厳密にアライメントを設計し適正な剛性バランスを与えたフレームが功を奏している。
加えて前後17インチの運動性と旋回力を両得できる足回りによって、カーブの醍醐味は抜きん出ていて、今回のイヤーモデルではリヤサスのスプリングを高荷重から小さな衝撃まで吸収するプログレッシブな特性へとグレードアップ、高密度シートクッションで快適性も高めるなど改良点は少なくない。
メーカー純正のカスタムパーツも多く個性化が楽しめそうだ。

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発表では6つの車体カラーが用意されていて、FactoryBlackのみ後輪がドラムブレーキでスポークホイール仕様。
ただこれはインド国内向けの発表機種で、日本向けがどの仕様となるかや価格なども現段階では未定だ。
何れにしても日本では品切れ状態のHUNTER350を待ち臨んでいるユーザーには気になることばかり。日本向けモデルの詳細は分かり次第お伝えする。