安全な場所に退避して身を守り、二次災害を防ぐ
バイクギャザリングは転倒者ゼロを目指している走行会ですが、どんなに気をつけていても起こるときには起きてしまうものです。
万が一、コース上で転倒してしまったときには、まず身の安全を確保することが先決です。身体を動かせるようなら、後方からバイクが来ていないことを確認しながら、コース外の安全な場所に移動します。コース外に出たら、そのままガードレールの外側まで速やかに退避しましょう。
倒れているバイクを慌てて起こそうなどとしないでください。二次災害を起こしかねません!
パドックに戻るまでヘルメットは被ったままで
ガードレールの外側に退避したあとで、転倒したライダーがヘルメットを脱いでしまうケースがよくあります。安全な場所だしホッとして……その気持ちはわかりますが、パドックに戻るまでヘルメット着用が原則です。
また転倒したライダーと車両がパドックに戻るには、そのまま自走で戻るのか、レッカー車両で戻るのかなど、いくつかのパターンがあります。いずれにしても、ライダーや車両の状態によりますので、現場にいるコースマーシャルの指示を仰いでください。
もし転倒してしまったら、後方を確認しながらコース外の安全な場所に退避します。
ガードレールの外に出てもヘルメットは被ったままで待機してください。
身体に違和感があったら必ず医務室へ
転倒後にパドックに戻ってきたライダーは、身体の状態を落ち着いて確認してください。
転倒直後は緊張していることもあり、痛みが違和感を感じにくくなっているかもしれません。しばらく時間をおいたあとで、少しでも身体に違和感を感じたら、気兼ねなく運営スタッフにお声がけください。メディカルルームまでご案内します。
もしも負傷してしまったら
不運にも転倒して負傷してしまった場合、メディカルルームや緊急病院への移送など対処させていただきます。しかし、入院・手術が必要になった場合にはご家族や関係者の方に対応していただくことになります。
参加費には傷害保険料が含まれていますが、参加当日対応になりますので必ず保険証をお持ちになってください。不運にも転倒してしまった場合には、現場でご案内差し上げます。
傷害保険加入内容
- 通院
- 3,000円/日
- 入院
- 5,000円/日
- 死亡・後遺障害
- 500万円
負傷やバイク破損により、自走で帰れなくなった場合には
転倒してしまったことで、ご自身が怪我をしてしまった、またはご自身が大丈夫であってもバイクが破損してしまい自走で帰れなくなってしまった。そんなケースもあります。
動かせなくなったバイクの修理や運搬についてもご自身で手配していただきますので、お付き合いのあるバイクショップやご家族への連絡方法などの準備をお願いします。
いずれにせよ、転倒しない! が一番です。
- 更新日
- 2023/07/27
- 公開日
- 2021/01/01