身構えずにアグレッシブさを楽しめる3気筒800の贅沢な限定バージョン!
エンジンのクランクを通常とは逆の後ろへ回転させ、コーナー立ち上がり加速でウイリーを抑えたりエンジンブレーキで姿勢変化しにくいMotoGPマシンと同じ走行シーン最優先コンセプトの3気筒800。
この構成のメリットでもあるクラッチの真下にドライブ軸が収まる、前後長が極端に短いエンジンの400ccと変わらないコンパクトさと軽量な車重は、ビギナーにはもちろんビッグバイクでキャリアを積んだベテランにとって、過剰にリスキーにならずハイパー領域で遊べる「やんちゃ」さで知る人ぞ知る存在だ。
おまけにエンジンのカタチや搭載位置まで、リーンから旋回まで理想のアライメントとすることで完璧なニュートラル・ハンドリングが常に正確にコーナーをトレースできる、コーナリングが三度のメシより好きなライダーには垂涎のマシンでもある。
しかも3,000rpmからでも路面をパルシブに刻みながら蹴る、3気筒のひとつひとつの爆発/鼓動が伝わってくるワイルドなトラクションがたまらない。
これだけ後輪のグリップ感をダイレクトに感じられるスポーツバイクは他にないといえる。
この熟成を重ねて細かなニュアンスまで繊細で扱いやすい3気筒800は、F3やDRAGSTERにTURISMO VELOCEでチューニングが若干異なるが、それぞれにカラーリングのグラフィックをはじめ限定仕様としたRCの最新モデルが10月から発売されると発表になった。
F3 RCが15台(¥3,960,000_税込み)、DRAGSTER RC SCSは4台(¥3,850,000_税込み)、TURISMO VELOCE RC SCSも4台(¥3,795,000_税込み)とどれも僅かしかデリバリーされない。
またF3 RCとDRAGSTER RC SCSには、サーキット走行用に専用エキゾーストと専用マッピングが同梱され、さらにハイパーさを楽しめる。それにDRAGSTER RC SCSとTURISMO VELOCE RC SCSは発進からクラッチ操作不要で、素早いシフト操作のコーナリングを余裕で楽しめるオートマチックな装備が魅力的だ。