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工具やボルトのサイズってどこで測る? 「8mmのボルトを12mmのスパナで回す」の意味がわからない方は必見!【ライドメンテナンス014】

使いたい工具や、欲しいボルト&ナットのサイズの呼び方を知っておこう!

たとえば緩んだボルトを増し締めするなら、自分が持っている工具(スパナやメガネレンチ、ソケットレンチなど)の、おおむね近そうなサイズをいくつか当てがって、ピッタリ合うモノを使えばいい。極端な話、“○ミリのスパナ”というようなサイズがわからなくても問題ないだろう。
ところが、新たに工具を購入する時や、カスタムなどに使うボルトやナットを購入する時は、必要なサイズがわからなければ困る。しかも工具とボルトやナットではサイズの呼び方が異なるので少々厄介だ。

『8mmのボルトは8mmのスパナでは回せない』工具は二面幅、ボルトは呼び径でサイズを呼ぶ

たとえばボルトのサイズは、ネジが切ってある部分の太さで呼ぶのが一般的で、ここの太さを「呼び径」と言い、「8mmのボルト」と呼ぶ。他にもボルトを用意する際には、ボルトの頭から下の“首下長さ”や、ネジ山の間隔の“ピッチ”のサイズも必要になるが、それはさておき、8mmのボルトを回すには、何ミリの工具が必要なのか? じつは『8mmのボルトは8mmのスパナでは回せない』。

スパナやメガネレンチ、ソケットレンチ、さらに六角棒レンチの場合も、工具のサイズは“二面幅”で呼ぶ。この二面幅とは、六角ボルトの場合は向かい合う二辺の幅のコトで、近年のバイクに多い六角穴付きボルト(いわゆるキャップスクリュー)の場合も、六角の穴の向かい合う二辺の幅のことだ。

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そしてまたまた厄介なのが、ボルトは呼び径の太さに対して、ボルトの頭の二面幅は何種類かあるところ。たとえば呼び径8mmの六角ボルトの場合、ボルトの頭の二面幅はメジャーなモノでも12mmと13mmが存在する。

ちなみに国産バイクに使われている純正の呼び径8mmの六角ボルトの頭は大抵が12mmだが、他の機械に使われるボルトやホームセンターなどで販売されている六角ボルトの頭は13mmが一般的。

というコトは、呼び径8mmの六角ボルトを回すには、少なくとも12mmか13mmのスパナを用意する必要がある。ちなみにキャップスクリューの場合も、やはり同じ呼び径でも六角穴の二面幅には種類がある。

……と文字で書くと余計にややこしく感じるかもしれないが、工具を使うメンテナンスやカスタムの経験を少し積めばスグに慣れてしまうので、さほど大きな問題はないハズ。ただし、あまりメンテに詳しくない他人にボルトや工具の購入などをお願いする時には、注意が必要かもしれない。