KLXエンジンをエストレヤ後継に特性を吟味して全面刷新!


2023年に発表、2024年から発売になったW230はご存知エストレヤの後継モデル。
1992年からファイナルの2017年モデルまで、専用エンジン開発でロングラン前提の様々なバリエーションに豊富なカラーリングなど、ビギナーからベテランまで大いに楽しませてくれていた。

そのエストレヤを継ぐモデルとして誕生したW230は、エンジンをオフロード系KLXをベースに開発。
但し瞬発力を重視するオフ系エンジンと違って、250シングルの街中からツーリングまでに相応しい特性は、粘り強い低中速もだが何より乗っていて心地よいフィーリングが大事。
ということで、クランクマスをオフ系向きの軽くて俊敏な方向から、穏やかでも小気味よいレスポンスとクルージングの快適さを得られる重さへと刷新。
1軸バランサーもこれに応じて調整が施されている。
さらにカム特性から点火系そして燃料噴射に至るまで、エストレヤで得た感性へと的を絞って開発していった。
注目したいのはその外観で、たとえば排気の取り回しがKLXでは左側だったのをW230は右方向へ振り向けている。
そしてエンジンのカバーデザインを、普遍性とエレガントさを共有したフォルムへとつくり直しているのだ。



こうしたエンジン刷新とダウンチューブが1本のセミダブルクレードルフレームの合理的な設計もあって、車重は143kgとエストレヤから大幅に軽量化されている。
ボア×ストロークが67.0mm×66.0mmの232ccは、18PS/7,0000rpmと1.8kgm/5,800rpm。
745mmの低シート高と共に、その乗りやすさは瞬く間に評判となった。


カラーリングも当初は2種類だったのが、翌年から赤系も加わりターゲットとする年齢層をさらに拡げてきた。

さらにWシリーズとして、カラーリングを黒にまとめた「メグロ」ブランドも併売、メグロ時代のS7~8系やカワサキに併合されてからのSGも含めたグラフィックでK3と共通したレトロ感を醸し出している。


そしてカワサキはイヤーモデル毎に新色を展開することが多く、W230もこれから登場するだろう豊富なカラーバリエーションが楽しみでならない。



