img_article_detail_01

フロントブレーキはもっと強くかけられる!?|【YouTube連動企画 #002】

ride-lecture_002_main.jpg

フロントブレーキはもっと強くかけられる!|RIDE LECTURE 002|RIDE HI

はじめの前のめりの少ない位置から強めると、驚きのストッピングパワー
強くかけるときほど、レバーへ指を滑り込ませるアクションが決め手

減速でスロットルを戻す手首の動きを使い、そのまま指を伸ばしてブレーキレバーを上から押して引き込む

雑誌『RIDE HI』で連載しているRIDE LECTURE。YouTubeの同名動画でわかりやすくて身につくと好評です。

#001で前のめりの少ないブレーキのかけ方を身につけたなら、#002ではその延長線上にある、もっと強くかけられるテクニックを身につけましょう。 想像もできなかった、ベテラン級のハードブレーキングができるのです。
しかも怖くない。フロントタイヤが太くなったと思えるほど安心感が大きく、それでいて制動距離も短いという信じ難いパフォーマンスが手に入ります!

ride-lecture_002_01.jpg

レバーは握らずに引く!

ブレーキレバーは強くかけようとするとワシ掴みしがち。親指のつけ根を支点にガツッと握ると、レバーの遊びストロークからマスターシリンダーを強く叩くので、ショックでフロントフォークが一気に縮み急激な前のめりとなる。
対して2本指で指先を滑り込ませるようにしてレバーを引けば、最初の叩くショックがなく前のめりの少ないブレーキングが可能

ride-lecture_002_02.jpg

グリップは手の平の外側でホールド

そもそも親指のつけ根をグリップラバーに押し付けた状態は、百害あって一利なし。前輪のセルフステアを利用した従順な走りを妨げやすい。手の平の外側で薬指と小指でホールドすると、ブレーキングからコーナーでのセルフステアまで、すべての操作でプラス側に効果がある

レバーを上から押しつけながら、手の平ごと滑り込ませる

最初はオーバーアクションのほうが覚えやすい

ハードブレーキングは、レースのような乗り方をしていると、スロットルは開いた(捻った)状態から全閉へ戻す動作と同時にブレーキレバーも操作してしまいます。
いやいや、そんなガンガン開けて乗ったりしないから……と思われた方も、咄嗟のとき、いわゆる緊急時に急ブレーキをかけるワケで、これからご説明するアクションには慣れておくのが,危険回避の意味でも一番良い方法だと思います。

ride-lecture_002_03.jpg

まずスロットルを戻す手首の動きがはじまったら、人差し指と中指を前に伸ばし、ブレーキレバーにタッチして下へ押しつける動きへと繋ぎます。

2本指でレバーを上から押しつけるようにして、指先を滑り込ませるようにしながらレバーを引きはじめます。このとき手首も返すようなアクションで手の甲ごと前のほうへ持っていくようアクションします。

さらに手首から手の甲まで全体でレバーを引き込む動きに。肘が上に上がるくらい、オーバーアクションするとこの手首から先が操作しやすくなります。

驚くほど前のめりせず制動距離も短い

Fフォークが深くストロークしないと路面追従してグリップがまるで違う!

どうでしょう、ちょっと試しただけでもみるみる速度を落とし、しかもフロントタイヤが太くなったかのように安定して止まります。
これはハードブレーキングしたにもかかわらず、フロントフォークが深く沈んでいないため、まだサスペンション機能の路面追従性が発揮され、路面のわずかな凸凹で通常は気づかないスリップをせず、シッカリ吸収しつつグリップしているからです。
これぞベテランのハードブレーキング!
間違いなく自信もついて、安全マージンたっぷりにライディングができます。ビギナーだけでなく、キャリアを積んだライダーも、ぜひ動画で実際に操作の動きをご覧になって習得してみてください。

Words:根本 健 Photos:藤原 らんか
この関連記事が読めるのは

RIDE HI 創刊号
2020年10月01日発売 / 1,100円(税込)

『この刺激を味わうにはどんな作法が必要か』

『この刺激を味わうにはどんな作法が必要か』

RIDE HI 創刊号(2020年11月号)
RIDE HI 創刊号(2020年11月号)

BIKE GATHERING.003

2021/04/17SAT 開催
慣熟走行:10:00~12:00(各クラス15分×2本) フリー走行:12:00~16:00(各クラス15分×4本)