普通2輪免許で乗れる400ccフルスケールで衝撃の価格、10月23日から早期予約プレゼントキャンペーンを開催
6月に発表されていたトライアンフ初の400ccクラス、DOHC水冷4バルブ単気筒のSPEED 400、そしてバリエーションのSCRAMBLER 400 X の価格が発表になった。
両モデルともデリバリー開始は2024年1月下旬からだが、先に発表になったライバルとなるハーレーダビッドソンのX350に対抗して、SPEED 400が69万9,000円と驚きのプライス。
SCRAMBLER 400 X はハンドルまわりからマフラー、そしてストロークの長いサスペンションやフットペグやペダルのオフロード仕様ということもあり、78万9,000円となっている。
このプロジェクトはかねてからインドの「バジャージ」との提携で進められてきた。
2モデルとも、トライアンフの本拠地である英国ヒンクレーで企画・設計されている。
SPEED 400はひと目でわかる、トライアンフが成功させてきたバーチカルツインのモダンクラシック系ロードスターに属したデザイン。
またトライアンフがミッドセンチュリー(1950年代)に成功を収めたスクランブラーの流れを受け継ぐSCRAMBLER 400 Xも、まさに時代の寵児としてニーズに応えてラインナップされた。
フレームは鋼管クレイドルタイプで、シートレールはボルトオン形式。
フロントフォークはスポーティな走りのため43mmの大径ビッグピストンを内蔵した倒立タイプ。
リヤサスはリザーバー付きモノショックで、前後17インチホイールだ。
エンジンは水冷でDOHC、4バルブでボア89mm、ストローク64mmのショートストローク設定。
最大出力は40PS/8,000rpm、最大トルクも38Nm/6,500rpmと400ccフルスケールならではのパワーと低中速域からワイドなトルク特性を得ている。
ミッションは6速。
クラッチレバー操作を軽減、シフトダウン時の後輪ロックを防止するトルクアシストクラッチを採用している。
Bosch社製のECUとライドバイワイヤースロットルで、直感的なスロットル・レスポンスと感性に馴染みやすいパワーデリバリーを可能にしている。
トラクションコントロールは、シンプルなオン/オフの選択で迅速かつ容易に切り替えられる。
ラジエーターはフレームのダウンチューブ前に収まる幅の狭さで目立たない。
メーターは速度計がアナログ表示で回転計はデジタル表示のコンビネーション。
USBソケットも標準装備。ヘッドライトからウィンカーまですべてLEDだ。
カジュアルなスクランブラーモデルも人気の予感
前輪19インチでサスのストロークが長く非舗装路にも対応
SCRAMBLER 400 Xは、前後ともストロークを150mmに延長したサスペンション、長めのホイールベース、大径19インチのフロントホイール、ワイドハンドルバーを採用。
これらの仕様で非舗装路面での走行で安定性とコントロール性を高めている。。
またSCRAMBLERらしいサバイバルで堂々としたライディングポジションを具現化。 大きめの鋳鋼製ブレーキペダルとハイグリップフットペグをより低く設定、そしてより広く配置することで、オフロード走行時に自然なスタンディングポジションをとりやすい設計となっている。 フロントブレーキディスクはSPEED 400の300mm径に対し、 SCRAMBLER 400 X は320mmへ大径化、パッド構成を最適化することで、あらゆるコンディションで扱いやすいコントローラブルな安心の制動性能を可能にしている。
走行距離無制限の2年保証
SPEED 400・SCRAMBLER 400 Xには、25種類以上の純正アクセサリーが用意されている。
スタイリングや快適性から、荷物やセキュリティに至るまで、ライダーの幅広いニーズに対応できるよう、両バイクともさまざまなアクセサリーが装着できる。
16,000km点検、12ヶ月点検と距離も期間も余裕のある設定で、走行距離無制限の2年保証。
2024年1月下旬にデリバリーが開始される。いま早期予約キャンペーンに申し込むとトライアンフのオリジナル「サーモカフェマグ」を納車時にプレゼント(数に限りがある)。
SPEC
- 最大トルク
- 38Nm/6,500rpm
- 変速機
- 6速
- フレーム
- 鋼管クレードル
- 車両重量
- 171kg(180kg)
- タイヤサイズ
- F=110/70 R17(100/90 R19)
R=150/60 R17(140/80 R17) - 全長/全幅/全高
- 2,055/815/1,085mm(2,115/900/1,170mm)
- 燃料タンク容量
- 13L
- 価格
- 69万9,000円(78万9,000円)