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カウル付き、それともネイキッド?

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A.アップライトが馴染みやすくはありますが……

頑張って免許を取得して、はじめての愛車を買おうとしたとき、憧れたカッコいいカウル付きのバイクが良いか、はたまた教習所で慣れたネイキッドでフツーのバイクから乗りはじめたほうが良いのか、そんなお悩みにお答えします。

ビギナーに前傾姿勢はキビシイ……

想像されているように、カウル付きのバイクにはビギナーだと乗り越えないとならない壁が存在します。

それはライディングポジション。
カウル付きは、ほとんどがハンドルの幅が狭く位置が低い前傾姿勢になります。
この前傾姿勢は、ビギナーだと両腕で上半身を支えがちで、これがハンドルに無用なチカラを加えてしまい、バイクが少しでも傾くと曲がろうとする基本原理を妨げがちです。
またハンドル持つ両手がすぐ痛くなったり、腰が辛くなる人も少なくありません。
それにカウル付きだと目の前の真下の路面が見えず、ビギナーには不安要素を増やしてしまいます。

ネイキッドならアップライトなライディングポジションなので、ハンドルと両腕や両手との問題も心配なく、一般公道での速度域なら曲がりやすさも含め運転のしやすさは断然こっち。早く慣れてツーリングを楽しむ余裕も生まれるでしょう。

でも憧れたバイクはカウル付きなのですよネ。だったら頑張ってカウル付きに慣れるレクチャーを、RIDE HIのような媒体から学んで乗り越えるのもお薦めです。

カウル付きのバイクのメリットも

それとカウル付きバイクのメリットもあります。
たとえば寒い時期のツーリングは、このカウルがあるとないとでは、体感温度がまるで違います。もちろん防寒をすればイイとはいえ、胸やお腹に走行風が当たるとこんなに冷えるんだというのが、普段カウル付きのバイクに乗っているライダーがネイキッドに乗り換えたときの驚きだったりします。
まァ、真逆の猛暑だとネイキッドのほうが暖房機を抱えているような熱さよりはマシだったりしますが。

もちろんカウル付きでも、バイクを操るワザを身につけさえすれば、乗り方でうまく曲がれた、もしくは疲れにくく楽しく乗れるようになるなど、頑張った結果が明確な違いとなる「やり甲斐」を得られるメリットも小さくないと思います。

いずれにせよ、乗りたいバイクに乗る!が基本でしょう。多少の苦労はあっても「好き」なら乗り越えられるはずです。

Words:根本 健 Photos:本田技研工業