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GSが史上最強1300ccへフルモデルチェンジ、新世代ボクサー11月23日発売!!【What's New】

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BMW
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1300ccとなった伝統のボクサー全面刷新、車体も完全新設計!

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世界でほとんどのメーカーがラインナップするアドベンチャー系カテゴリー。
その源流は他でもない、BMWからパリダカ出場の流れで1980年に登場したR80GS。

以来、何とGSはBMWが製造するスポーツバイクの中で最大の生産量を誇ってきた。
とくにツーリングで、以前のラグジュアリー系を凌駕してからニーズが爆発的に増え、各社が続々と追随し一大アドベンチャー系ブームを迎えるまでになった。

その第一人者で多くにフラッグシップと目され最強と謳われるR1250GSが、何と1,300ccのNewボクサーエンジンとなり、車体も完全新設計のフルモデルチェンジされたのだ。

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R1250GSは、世代を重ねる毎にマッチョとなり、その巨体を操るライダーが羨望の的となっていたのもGSの魅力だった。
しかしBMWは自らそこにストップをかけ、新たに多様性を拡げた新コンセプトでの開発をスタートさせていた。

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Newボクサーは従来のボア102.5mm×ストローク76mmの1,254ccから、ボア106.5mm×ストローク73mmの1,300ccと、ボアを拡大しつつストロークは逆に縮めるというスペック。
さらに厳しくなる排気ガス規制を見越しての排気量アップを、エンジン外寸を大きくせず、より広範囲な回転域でピックアップが扱いやすくレスポンスの良さを狙っている。

そして水平対向ボクサーでは宿命のようにいわれてきた、左右のシリンダー位置がズレていた構造が、右のDOHC駆動チェーンをシリンダー前に、左はシリンダーの後ろに配置することで、足元はシンメトリ化されている。

最高出力は107kW(145PS)/7,750rpm、最大トルクが149Nm/6,500rpmと、100年の歴史があるボクサー史上で最強のパワーユニットとなった。
106mmを越える大きなボアは、燃焼でノッキング対策などエンジニアリング的に難題だらけ。他社のエンジニアから溜め息が聞こえてきそうだ。

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車体は思い切ったデザイン変更をうけている。 基本はエンジン・ブロックが剛性メンバーの主体で、これにステアリングヘッドを取り付ける構造と、リヤサスをマウントしてライダーが載るサブフレーム(アルミ・ダイキャスト製)とを結ぶ従来のメインフレームの位置に、スチール製でパイプではなく中空断面を溶接で構成する新たな手法が採り入れられている。

サスペンションはフロントにGS系では復活していた小さなリーディングアームを介したテレレバー、そしてリヤはパラレバーのBMWオリジナル仕様だ。

スペックは僅差でも慣性モーメントを減少するコンパクト化!
電子制御もさらに進化

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このボクサーエンジンと、とくに革新的な構成の車体構造によって、寸法的には僅かな差でしかないものの、様々な補機類が増えているにもかかわらず燃料100%車重で28kgも軽量化。
また重量だけでなく車体のコンパクト化は、運動性に慣性マスの違いとして大きく影響するため、ひとクラス小さなバイクの質量感で操れるメリットを得ている。

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また電子制御では最も早くから取り組み、一番多様な組み合わせを実用化してきた実績から、ライディングモードにはじまりコーナリングABSはもちろん、さらに繊細なコントロールを可能としている。

とくにダイナミック・サスペンション、DSAについては選択したライディングモード、走行条件、およびライダーの操作に応じてスプリング調整の調整が可能。
スプリングプリロードの自動調整によって、一人乗り、タンデム、大きな荷物を積んでいても、DSAによって安全性やパフォーマンス、そして快適性にも対応している。

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さらにツーリング・モデルでは、アダプティブ車高制御によりたとえば低速や停車時にシート高がおよそ30mm下がる機能があり、速度が上がれば標準の850mmへアップする。

そしてアイコニックなLEDヘッドライトをはじめ、補機類は全体にコンパクト且つ軽量で、リチウム・イオン・バッテリー装備と実用度を高めている。

3機種の基本構成に各種オプションを用意
予約受付中で11月23日発売!

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R1300GS・GSスポーツ

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R1300GS

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R1300GS・ツーリング

新型R1300GS・ツーリングには、アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、フロント・コリジョン・ワーニング(FCW)、レーン・チェンジ・ワーニング(SWW)のコンポーネントでライディング・アシストが用意されている。
アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、前方車両までの距離と設定したライディング速度の維持で稼働する。

フロント・コリジョン・ワーニング(FCW)は、衝突を防ぎ、事故の重傷化を軽減することが目的で、レーン・チェンジ・ワーニング(SWW)は左右のレーン後方を監視し、リアミラーへの警告表示により安全な車線変更を補助することが可能となっている。

ツーリングには他にも「ヘッドライト・プロ」 というフルLEDのビームが、バイクのバンク角度に合わせてコーナリング中の進行方向内側を照射する仕組みも含まれている。

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この新型R1300GS系は、既に予約を開始していて11月23日に発売される由。
ベルリン工場では世界へ向け急ピッチで生産されている。

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11月23日発売

SPEC

Specifications
BMW R1300GS
エンジン
水冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒
総排気量
1,300cc
ボア×ストローク
106.5×73mm
圧縮比
13.3対1
最高出力
107kW(145PS)/7,750rpm
最大トルク
149Nm/6,500rpm
変速機
6速
フレーム
スチール製中空フレーム
車両重量
237kg(燃料100% 250kg)
キャスター/トレール
26.2°/112mm
サスペンション
F=テレレバー
R=スイングアーム+パラレバー
タイヤサイズ
F=120/70 R19
R=170/60 R17
全長/全幅/全高
2,210/1,000/1,405-1490mm(ハイトコントロール装備1,375-1,460mm)
軸間距離
1,520mm
シート高
850mm(GSスポーツ870mm、ツーリング820-850mm)
燃料タンク容量
19L
価格
284万3,000円~336万8,000円(税込)