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ドゥカティから世界最強の単気筒デビュー!【What's New】

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DUCATI
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新世代ビッグシングルでいかにもドゥカティならではの思いきり遊ぼう!を提案

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EICMA(ミラノショー)で発表されたNewマシンで、ひと際異端を放ったのがドゥカティ・ハイパーモタード698モノ。
ドゥカティにはハイパーモタード950が既に存在し、2024年モデルも発表された。

しかしこちらは従来の937ccテスタストレッタ11° 2気筒エンジン。
ハイパーモタード・モノは完全な新設計ビッグシングルを搭載しているのだ。

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この1299パニガーレのLツインを片側気筒だけ活用したNewシングルは、派おパフォーマンスを狙った高回転エンジン仕様。
世界最強の単気筒を謳った尖りまくったイメージは、バイクファンに新たな刺激となるのを狙った敢えて異端児な空気を漂わせている。

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そのコンセプトは、ドゥカティ初の単気筒ロードゴーイング・スーパーモタードで、エキサイティングな走りと共にモタードの世界を席巻するという、ただ一つの目標を掲げて誕生したと超わかりやすいスローガンを掲げている。
シンプル、軽量、俊敏で、レーシングDNAを備えた真の「ファンバイク」と自ら断言。

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こんなバイク、どこで乗るの?そんな場所や環境は滅多にあるものじゃない……そんなことドゥカティは百も承知。
ただ魅力あるバイクを開発するには、届きそうで届かない世界が垣間見えなければ魅力とならない、スーパーバイクからアドベンチャー系だろうとそれは同じこと。

スーパーモタードはドゥカティには従来からあるカテゴリーだが、ビッグシングルを投入したことで、さらに本格派を目指しているのだ!

ショートストローク659ccのSuperquadro Mono

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かつてドゥカティには1993年に851のLツインを前方ほぼ水平なシリンダーだけを利用し、後ろバンクを取り去った異形550cc単気筒が存在した。
それは超ナロウな車体へ搭載したスーパーモノのロードレースへ参戦する市販レーサーだった。

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今回のスーパークアドロ・モノも1299ccのLツイン、スーパークアドロから派生した片側1気筒で構成した単気筒。
ドゥカティのレーシングDNAを完璧に受け継いだこのエンジンは、スーパークアドロのレーシング・キャラクターに加え、他のどのエンジンよりも高回転まで回り、エキサイティングで胸のすくような加速を可能にする強制開閉するドゥカティ独自のデスモドロミック・バルブ駆動システムも搭載。

リミッターは10,250rpmに設定。この回転数に到達することができる単気筒エンジンは市販車では他にない。
パワーも市販単気筒では最高の77.5ps/9,750rpm、最大トルクは6.4kgm/8,000rpm。
レーシング・エグゾーストを装着した場合、84.5psに達するという。
さらに最新世代では共通化してきている、オイル交換は15,000km毎、バルブ・クリアランス点検は30,000km毎に設定されているのも驚きだ。

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ボア×ストロークは116mmの超ビッグボアに、62.4mmという超々ショートストローク。
エンジン前方にはバランサーふたつを駆動して、バイブレーションを打ち消した高回転域を可能にしている。

電子制御で可能になるスライドコントロール
ファンバイクの提案で新たなバイクライフをイメージ!

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ハイパーモタード 698 モノには 4 つのライディング モード (スポーツ、ロード、アーバン、ウェット) があり、エンジン モードは3つのレベルで利用可能)、DTC、EBC、ABS レベルはデフォルトで割り当てられており、ライダー自身の選択で変更が可能だ。

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そして特筆すべきは4 レベルの ABSで、そのうち 2 つは Slideby を統合するというもの。
リヤブレーキを使用することで、安全かつ繰り返し再現しやすいスライドしながらのコーナリングが可能になるのだ。
ABS がレベル 3 に設定されている場合、サーキットでアグレッシブなブレーキング中にリヤブレーキをかけると、Slidebyブレーキが作動、バイクのヨー角が抑制され、コントロールが容易になるという。
ただブレーキをかけて進入を開始するのが条件となっている。

ビギナーにはABS がレベル 2 を設定すれば、Slidebyブレーキにより横方向の角度がより広くなり、より顕著になるため容易く楽しめるということだ。
サーキットでは、コーナリングではなく ABS がフロントのみで作動するレベル 1 が利用可能。

デフォルトではウェットライディングモードに関連付けられているABS にレベル 4 があり、グリップの低い状況向で最大限の安定性と安全性を保証する。
また4 レベルのウィリーコントロールが設定されていて、レベル 4、3、および 2 は、コーナーからの最大の加速を引き出せるという。
さらに、サーキット専用の様々な設定が用意されている。
日本での発売時期や価格は未定だ。

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