“操る悦び”を支えるボディパーツに最新トレンドを投入
2020年、ついに“R”の文字を追加したCBR1000RR-Rがホンダから誕生。「操る悦び=トータルコントロール」というコンセプトを守りつつ、主戦場をサーキットに向けた意欲作だ。そのRR-Rの戦闘力をさらに高めるパーツをマジカルレーシングが製作。
前後フェンダーやアンダートレイといったボディパーツに加え、今回は新登場の「キャリパークーリングエアダクト」がトピックだ。
ブレーキはある程度発熱しないと有効な制動力を発揮しないが、ハードブレーキ等で熱容量がオーバーすると、やはり効きが悪くなりフェードする危険もある。それを抑制するためにブレーキキャリパーやパッドを冷却するのがこのエアダクトで、最近のMotoGPマシンにも装着が増えている。
実際に同社がサポートするライダーのマシンなどに装着し、サーキットで走行テストを重ねて効果を実証。その製品化第1弾がこのCBR1000RR-R用となり、今後も車種専用に開発してラインナップを拡大する予定だ。
特に世界中のサーキットの中でもブレーキに負荷のかかることで有名なツインリンクもてぎを走行するライダーには是非とも試していただきたいアイテム。 もちろんMotoGPマシンの雰囲気を味わいたいドレスアップ派も大歓迎!
同社の多くボディパーツが、カーボンの平織りと綾織りをラインナップし(表記価格は平織り製品)、よりリーズナブルなFRP製も用意している。
※プライス表記はすべて税込み価格です
※価格は2021年3月現在
CBR1000RR-R
カーボントリムスクリーン
3万1,900円~
STDより約3cm高いスクリーンエンドにより、高いウインドプロテクション効果を実現。ピッタリ伏せたフォームを取った際に、しっかりとスクリーンの中に潜り込むことができる。トリムのカーボン部分は平織りと綾織りの2種、スクリーンはクリア、スモーク、スーパーコートの3種をラインナップ
タンクエンド
2万4,200円~
後端を高めに。側面のエッジを強めた形状のタンクエンドが確実な下半身ホールドに役立ち、ブレーキングからコーナリングまでフォームを安定させる。剛性の高い中空モノコック構造のため、フォーム移動のアクションにもしっかり対応
フロントフェンダー
3万9,600円~
キャリパークーリングエアダクト
4万4,000円~
フロントフェンダーはインナーチューブを飛び石などからしっかり守る、フォークガード一体式。新作のキャリパークーリングエアダクトは、サーキット走行等でハードブレーキを連続して行った際も熱ダレをしっかり抑制する
アンダーカウル
9万4,600円~
サーキットのスポーツ走行やレース参戦に必須のオイルキャッチ構造。万一のオイル漏れやエンジンブローでオイルが路面に漏れ出すのを防ぐ。ダクトのデザイン等はSTDを踏襲するが、きちんと容量を確保するために形状が異なる
リヤフェンダー
4万700円~
チェーンガードと一体形状のリヤフェンダーは、STDより大幅に延長したことでリヤサス周りへの泥ハネの抑止と、後輪周りの整流効果を向上
フェンダーレスキット
3万3,000円~
コンパクトなテールカウルのデザインにマッチするフェンダーレスキット。リヤ周りをシャープに演出することができる。ナンバー灯が同梱され、ウインカーは純正パーツを使用する
マジカルレーシング
FRP製のレーシングカウルをはじめ、カーボン製のエクステリアなど、日本を代表するボディワークのブランド。ウエットカーボンならではの細やかな造形と、強度と軽さを両立し、美しい仕上げとリーズナブルな価格も魅力。超軽量カーボンホイール「BST」のオフィシャルサプライヤーを務め、グループにはサスペンションチューニングショップ「44ハイネス」も所属。バイクパーツ以外では宅配用のデリボックスやパラリンピック選手用の機材も製作する。ストリート系やクラシック系用のパーツブランド“TCW”を立ち上げた