バイクの質が大きく変わる
ドレスアップや音質、軽量化による運動性の向上など、リプレイスマフラーに交換するメリットは多く、愛車をカスタムしたときに大きな変化をもたらす。
アールズ・ギア製のマフラーは、もちろんそのすべてにこだわりぬいた製品づくりを行っているが、創業当時から貫いているのが、低回転域から高回転域まで全域でノーマルを上回るパワー&トルクをしっかり出し、ライダーが扱いやすいエンジン特性を生み出すマフラー作り。
全域でノーマルを上回るパワーを得ることは当然のこととして、スロットル開けはじめから、スムーズな回転の繋がり方を重視し、スロットル開度が浅い領域でのパワー特性を作り込んでいる。
このスロットル開度が浅い領域からイメージ通りにパワーが使えるようになると、バイクの動きが良くなるため、扱いやすく、よりライディングを楽しめるようになるという。
扱いやすければ、パワーはいくらあってもいい
こうしたエンジン特性を生み出すアールズ・ギア製マフラーを装着すると、スロットル操作に無駄がなくなり、長時間走行でも疲れにくく、また1速高いギヤで走れることから燃費の向上も見込まれる。
「ノーマルでパワーは十分」と思っている方もアールズ・ギア製マフラーを装着すると、その扱いやすさと気持ち良さに驚くはず。
また、バイクが驚くほど軽量化されるから、普段の取り回しやすさや、ハンドリング向上も体感することが可能だ。
そして、ご存知の通り、アールズ・ギア製のマフラーはすべて政府認証品であり車検にも対応。ユーザーが安心して装着できるマフラーでもある。
KAWASAKI Z900RS/CAFE(’17〜)
ワイバンクラシックR UPタイプ
22万8,000円(チタンドラッグブルー)
アールズ・ギアでは、バイクに合わせて様々なシリーズのマフラーを販売している。Z900RS/CAFEには、「ワイバンクラシック」シリーズを1種と、「ワイバンクラシックR」シリーズのUP、S、メガホンの3種類を用意。4種類ともすべてチタン製で、重量はノーマルの11.7kgに対し、3.5〜3.8kgと半分以下。サイレンサー部は、チタンポリッシュとチタンドラッグブルーの2種から選べるようになっている
美しいラインを描くエキゾーストパイプはマシンベンド(機械曲げ)による。アールズ・ギア製マフラーは精度が高く、組み付けが容易なことでも知られる
集合部の見た目は4-1方式だが、中に仕切りを設けることで4-2-1方式の内部構造を持つ。低中回転域からスムーズかつパワフルな特性を実現している
ストレート構造でありながら、車検対応のリプレイスマフラーの中では驚くべき小径のサイレンサーを採用。心地好くスポーティなサウンドを奏でる
SUZUKI KATANA('19〜)
リアルスペック チタンフルエキゾーストSingle
24万900円(チタンドラッグブルー)
KATANA用のチタンフルエキゾーストは、「ワイバン」に最新デザインの異形サイレンサーを組み合わせた「リアルスペック」シリーズとされる。差し込み側は真円でありながら、エンドに向かって断面形状が変化する新デザインの異形メガホンサイレンサー形状が特徴。KATANA用はドライカーボン製のテールエンドを採用。重量はノーマルマフラーが10kg、アールズ・ギアは4kgと軽量に仕上がる
KATANAに合わせて製作されたエキゾーストパイプの形状も魅力。車種によってはパイプ同士をバイパスで繋げるなど、排気効率を高める設計が施される
集合部は4-2-1方式としながら、中間を太くすることで扱いやすいトルクとパワフルさを両立。オイルやオイルフィルター交換も装着したまま行える
エンドがドライカーボン製のサイレンサーは、アールズ・ギア独自の異形メガホンタイプを採用。音質にこだわった刺激的なサウンドを実現している
アールズ・ギア代表の樋渡 治さんは、レース引退後も、ツーリングで年間2万km以上走るほどのバイク好き。レース参戦時代はもちろん、こうした日常で得たノウハウも同社のマフラー作りに活かされている
RIDE HI No.2ではアールズ・ギアを訪問
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