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宮城 光のAction Speed Tokyo Vol.7「GASGAS ES700のカスタム報告その1」

Photos:
井上 演

乗れない時間はES700をカスタムしちゃえ!

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皆さんこんにちは!、暑い夏も過ぎ去り、漸くバイクが本当に気持ちよくなってきましたね。
僕の方と言えば、夏本番は仕事も超繁忙期で、プライベートでのライディングは本当に時間が取れずじまい!。

打ち合わせや、次の仕事への準備等など、オフィスから外に見える太陽の日差しを羨ましく眺めて過ごす時間も今年は多かったですね。

バイクに乗れそうな時間と言えば、深夜とも言える時間。
とは言え、そんな時間から一人都内ツーリングも寂しいですしね。
では、せめてES700のニュースでも無い物かとPCに向かったら、そりゃー、皆さん!出るは出るは!。
面白いパーツが世界中から発信されているので、「夜ツー」ならぬ「夜買い」に走っちゃいます。

深夜のEコマースで「物欲」アドベンチャー!?

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実際のところ、そのクォリティーを見抜くのは至難の技とも言えるONLINE上のEコマースでの購入決断には勇気が入りますね。
勿論、僕は大手量販店も専門ショップもお伺いするは大好きなのですが、何せ、その時間が有ればバイクに乗りたい訳で、その時間さえも都合が付かなかったなんて言い訳をしている状況なのです。

しかーし、そういった「走りたい!」気持ちを吹き飛ばしてくれるのが「物欲」を満たす事(笑)。
そう、特に深夜の目がシバシバになったあのタイミングで「購入する」をクリックした瞬間の満足度はMAX100%(←変なワード)です!

てな訳で、日本・アメリカ・イギリス・スペイン・イタリアなど世界中のマーケットから様々な部品をチョイス。
勿論、安全面や法規制に準じた物を購入し、オリジナルマシンを楽しんでいます。
ドレスアップパーツでは初めて買ったボディーデカールはめちゃくちゃ楽しいですよね。

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オリジナルの「GASGAS」と書かれたデザインもシンプルですが、ちょっと大人しい感じだったので、アグレッシブなデザインの製品に変更、雰囲気を変えてみました。

リヤ周りをスッキリしたかったのでフェンダーレスキットも採用、国が違えば法も違うので、日本製のリフレクターキットとのハイブリッドで組み合わせてみました。

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他には、高速領域で必要なステアリングダンパーやビレットのステップセットにブレーキペダルとチェンジペダル、アクラボヴィッチのチタンエキゾーストも一気に購入。
チタンパイプはサブチャンバー付きでトルクアップです。

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足回りは機能グレードアップに大事な見た目もイケてる仕様に!

そして何より今回力を入れたのが前後サスペンション!。
これはオフロード界では知らぬ人はいない、国内人気メーカー「テクニクス」にて、フロントは左右其々に独立した形でコンプレッションとリバウンドの調整を可能としてもらい、インナーカートリッジのチューニングによってビギニングをSTDに比べて作動性能を向上、リヤサスペンションも減衰特性を落とす事で林道走行に適した内容に変更してもらいました。

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そしてもう1つ、足回りの強化としてアルミリムを交換、これはTAKASAGO製のEXCELリムをチョイス。
実は、世界中のオフライダーから高剛性リムとして絶大な信頼を得ているのです。

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勿論、これはREALに打ち合わせをしながら組み合わせて行きます。
ニップルはアルミ鍛造でレッドアルマイト。世界でただ一つのスペシャルホイールが完成しました。

車体のレッドボディーとゴールドリムの組み合わせはどことなく1980年代の雰囲気で、僕の世代にはドンピシャ!です・・・って思っているは僕だけかもしれませんがね(笑)。

そうそう、そのホイールに履くタイヤはブリヂストンのグリッティーED03とED04。
リヤのサイズは140を選択。1995年以来、公道走行可能な高性能オフロードタイヤとして永く愛されている秀逸なエンデューロタイヤです。

新車から僅か100kmも走っていない「ナラシ」マシンを一気にカスタム!
軽く走った林道では、そのバランスの高さに驚かされる事に。
詳しくは、次回!

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