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【織戸 学 × 宮城 光】SHORAIバッテリーでエンジン本来の性能を引き出す

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右:織戸 学
おりど・まなぶ/1968年生まれ。ドリフト大会でタイトルを獲得し、その後レースデビュー。全日本GT選手権やスーパー耐久で活躍
左:宮城 光
みやぎ・ひかる/1962年生まれ。’80年代のバイクブームを牽引し、ホンダワークスライダーとして活躍。MotoGP解説者も務める

SHORAIバッテリーを装着するとトルク感が向上する……。バイクだけでなくクルマの世界でもそんな話題で盛り上がっている。そこで長年SHORAIを愛用する宮城 光さんとプロレーシングドライバーの織戸 学さんがSHORAIの効果を対談!

「長年使える信頼性の高さと電気の流れがスムーズになるのを体感できる」(宮城)

「普通の街乗りでも、グッとトルクが出るのを体感できますよ」
「そうそう、スロットルの開け口が全然違うよね!」
レーシングドライバーの織戸学さんが営むガレージを訪れた宮城 光さんが、トヨタ86に積まれたSHORAIバッテリーを見つけるなり、いきなりバッテリー談義で盛り上がった。

じつは2人は旧知の仲。織戸さんは四輪レースのドライバーだが、子供の頃から大のバイク好きで、高校生の頃はプロライダーを目指してサーキット走行もしていたという。なによりレースだけでなく〝車やバイクが好き〞という部分で波長が合っている様子。
前回(「バッテリーを換えるとトルクが上がる⁉︎ 計測してみたら本当に上がった……」)は、ノーマルの鉛バッテリーからSHORAIバッテリーに交換するとトルクアップするという“噂”を、宮城さんの愛車を実際にシャシーダイナモで計測して〝真実〞と判明した。しかし、実際に計測に至ったのは、じつはこの2人がキーマンとなっていたのだ――。

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宮城さんのCBXの純正鉛バッテリーの重量は4.8kg。SHORAI LFX27L3-BS12(3万2,978円)の重量は、半分以下の1.75kgだ

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街乗りからレースまでテストを重ねた、86/BRZにSHORAIバッテリーを装着する織戸さんのショップの専用キット。4万1,800円

「自分の体感と計測した数値が同じだった。日常域で効果が分かるのも良い」(織戸)

宮城:僕が最初にSHORAIを使ったのは、愛車のアプリリアRSV4だけど、とにかくロングライフなことに驚いた。頻繁に乗っているとはいえ、なんと7年間で一度も補充電したことがない。それでも常にセル一発でエンジンを始動することができる!

織戸:それで宮城さんが“SHORAI良いよ”って紹介してくれたんですよね。だけど僕、最初はリチウムイオンバッテリーをあまり信用していなかったんです。

宮城:えっ、そうだったの?

織戸:以前に他のリチウムバッテリーを試した時、最初は良かったんですけど、レース中にトラブルが出て残念な思いをしたことがあったんです。クルマの電気に関しては、ウチの人気商品でもある「マジカルヒューズ」に交換すれば乗り味の変化をきちんと感じられるので、効果はあるだろうと思ってはいたのですが……。
そんなときに宮城さんから紹介されて、まずは軽さに驚きました! これ、車にも使えるんですか? って。それで86に付けたら、セルの回り方から全然違うじゃないですか。街中のスタートからアクセルの開け口でグッとトルクが出るんです。力強さが明確で、こんなに体感できるとは思いませんでした。それでシャシーダイナモに載せて計測すると、体感したのとまったく同じ結果が出ました。それで「これはキット化して販売しよう!」って思ったのです。

宮城:それで織戸さんがフェイスブックにシャシーダイナモで計測したグラフを載せていたでしょ。それを見て、僕も測ってみようって思ったワケ。それが前回の結果。いや、じつは計測に協力してくれたMSセーリングの竹内さんも測る前は〝バッテリーでそんなに変わるの?〞って否定的で(笑)。だからこそ公平な計測と結果だと言えるんだけど。竹内さん、本当にビックリしていましたね(笑)。

織戸:まぁ、なかなか信じてもらえませんよね、実際に体感してもらわないと。ウチのお客さんも乗ると驚きます。パワーのある車で回しちゃうとあまりわかりませんが、86くらいのパワーで街中でもよく使う3,000rpmくらいのところでいちばん変化が出るのが良いですね。だから86/BRZのキットはすごく良い反響です。試しにSHORAIからノーマルに戻すと“あれっ、こんなに走らなかったっけ?”とビックリするトコロも面白いですね。

宮城:なるほど! 四輪に装着してもSHORAIのキットはトラブル出ない?

織戸:ええ、長く自分の車でテストしてから製品化しましたから大丈夫。やっぱり品質がいちばんです。

宮城:そう! 僕はラジコンもやるのでバッテリーにはウルサイけど、SHORAIは“リチウムフェライト”で安全性が高いのも良い。以前の“リチウムポリマー”は電池としての出力はあるのだけれど、過充電や過放電すると発火する可能性も少なくなかったから。その点SHORAIは、万一のトラブルでも火が出ない。これは重要。きちんとメーカー保証が付いているのも、安全の自信があるからですよね。

織戸:僕は仕上がったばかりのZ1000Rにも付けていますが、以前から乗っているハーレーにも使っています。久しぶりでもセルが元気よく回って始動できるし、アイドリングも安定します。86などクルマの場合はオルタネータやレギュレータなどの発電系の負担も減ります。SHORAIは消耗品という位置づけではなく、チューニングパーツとして扱っていますが、ハーレーの鉛バッテリーって値段も高いしライフも長くないから、SHORAIは消耗品としても優秀ですね(笑)。

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織戸さんはバイクも大好き。愛車Z1000RにもSHORAIを装着

原付スポーツや2スト250ccレプリカでスタートし、自らを“バイク小僧”という織戸さん。完成したばかりのZ1000Rは織戸さんのショップに隣接するPAMSで制作。ハーレーのCVOも所有する

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Z1000Rに載せていたMFバッテリーは5.504kgで、換装したSHORAI LFX14L2-BS12(1万8,678円)は680g ! 「バイクにはこの軽さが効きます」と織戸さん。SHORAIは鉛バッテリーよりかなりコンパクトなため、換装後はこの余裕。ヒューズも抵抗が少ない高効率なタイプに交換している

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トヨタ86に接触抵抗を低減し放電防止効果のあるマジカルヒューズとSHORAIバッテリーを装備。アイドリングから常用域まで確実にトルクが上昇する

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2人ともレーサーである以前に“クルマ好き、バイク好き”。その感覚で波長が合い親交を深めた

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宮城さんは、その他の愛車にもSHORAIを装着

アプリリアRSV4は7年以上も同じSHORAIを使用し、その耐久性の高さを実証してきた。ドゥカティのデザートスレッドやその前に乗っていたスクランブラーICONにも装着

寒い時期はバッテリーを暖気。鉛バッテリーとは作法が異なる

低温時のエンジン始動の際、セルを押した初回にセルモーターが元気よく回らないことがある。そんな時はキーをONにしてヘッドライトを30秒ほど点灯させ(エンジンが始動しないとライトが点灯しない車両は、キーを何度かON/OFFして燃料ポンプのモーターを回す)、少量の電流を流すことでSHORAIバッテリーが活性化。その後にセルを押せばOK。ちなみにユーザー間で“SHORAIの儀式”と呼ばれるこの方法、気温がマイナスから一桁台の時のみ必要で、暖かい時期は無用だ。

SHORAIは自己放電が非常に少ないので、補充電する必要はほとんどない。とはいえ冬場など長期間乗らなかった時の補充電などには、必ず専用充電器を使おう。
SHORAIの充電器は、ライフを伸ばす最適な充電量に保つための“放電機能”や各セルのバランスを整える“保管モード”を装備する。最近は“リチウム使用可”と謳う充電器も増えているが、鉛バッテリーと構造が異なるため(素材や内部のセルの数、セルあたりの電圧も異なる)、トラブルが無いとはいえない。

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充電器は専用品を使用する充電だけでなく放電も大切
協力/ SHORAI JAPAN , エム・オリドプロジェクト
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