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このバイクに注目
KAWASAKI
GPZ900R
1990~2003model

Ninja(GPZ900R)のいまも現役の多いA7からA12までの変遷【このバイクに注目】

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KAWASAKI

カワサキの世界最速は世代交替しても、1990年のA7からフロント17インチ化で人気は衰えず2003年まで生産された記録的なロングランモデルとなる!

車名:1990年 A7
前輪17インチ化にホイールデザイン、Fフォークやミラーにメーターまで初のメジャーチェンジ、108PS/9,500rpmと若干パワーダウン

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GPz900Rは1983年のパリサロンでその姿を披露、続く12月にアメリカのラグナセカ・スピードウェイでワールドプレス発表、900ccながら115PSで250km/hのトップスピードと0-400mを10.976秒のパフォーマンスは世界の注目を集めた。
名実ともに世界最速となったのと同時に、対米モデルのペットネームNinjaの名も世界を駆け巡ったのだ。
新たなフラッグシップは、全メーカーで先鋭化するパフォーマンスの流れから、世界最速の座は譲ったものの、1990年からのA7ではエンジンの排気ガス規制対応で108psまでパワーダウン、前輪16インチを新世代の標準17インチ化などサイズ変更やフロントフォークからアンチノーズダイブを省くなど足回りも刷新。
その個性的なルックスもあって、最新ライバルに目もくれないファンがその後のイヤーモデルを購入する人気が衰えず、何と2023年まで累計で約80,000台もの生産が続く異例のロングランを記録した。

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水冷4気筒は左にカムチェーントンネルで右には何もない

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エンジンはバランサーで振動を抑え、リジットマウントで剛性メンバーに利用する高張力鋼管ダイアモンドフレーム(シートレールはアルミ)とコンパクトでマスの集中化をはかる

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Ninja900はライバルの1,000cc化に敢えて900で挑み、エンジンにバランサーをつけてフレームとのラバーマウント化を避けた剛性メンバーとして思いきりコンパクトな構成を具現化。
そのコンパクト化のひとつで最大の特徴となったのは、4つのキャブレターからの吸気を均等に並べるためカムチェーントンネルを4気筒の中央に置かず、左端のサイドカムチェーンとしたことで、2輪の量産4気筒で初採用となった。
またデザインもCD値0.33の驚異的な空力特性を得ながら、当然のフルカウルで進行していたが、カワサキの独創性を重んじる考えからサイドカムチェーンが「左右非対称のカッコ悪さ」に見えるかも知れないというネガティブ要素を、逆に個性をアピールできる武器にしようと両側面を切り欠いてエンジンを見せる大英断を下したことも、Ninja人気を決定づけたことも忘れられない。
そして17インチ化されたA7に続き、カワサキのオーバーナナハン解禁第一弾として1991年のA8でGPZ900Rの国内仕様が誕生した。

車名:1991年 A8
国内も750オーバーが許され、86PS/9,000rpmで最終減速比やキャスター角も国内仕様が設定された

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車名:1992年 A9
国内仕様のみのA9、初期型カラーを復活

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車名:1993年 A10
日本仕様はホイールカラーを変更、ここから5年はモデルコードも変化なく継続生産、欧州は最終モデルとなった

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車名:1998年 A11
海外向けはマレーシア仕様のみ(日本仕様と共通のカラー)

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車名:1999年 A12
フロントブレーキを6ポットキャリパーに、リヤサスをガス封入ショックアブソーバーに、日本仕様は規制から最終モデルとなった

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車名:2000年 A13
マレーシア仕様のみ、東京モーターショーで参考出品したイエロー×ブラックを既存の赤×グレーに加える

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車名:2001年 A14
A6と良く似たブラック×グレーと定番のライムグリーン

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車名:2002年 A15
外観カラーリングはA14のまま排気ガス規制対応の2次空気導入装置を設定

車名:2003年 A16
A11のカラーリングパターンを踏襲し、2003年6月で生産を終了

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1993年のA10から長い間モデル変更のないままが続き、いよいよ終焉かと思わせた1997年、東京モーターショーでA2時代に存在した南アフリカ仕様と同じライムグリーンのニューカラーが参考出品され、翌年A11として登場した。
カラーの変更だけではなく、タイヤレンジがHからVに、ハンドルグリップもZRX1100と共通化されるなど細部の変更も行なわれた。
輸出仕様は北米はもちろん欧州仕様も豪州仕様も既に消滅していたのだが、国内仕様と同じような装備ながら108psフルパワーのマレーシア仕様のみが設定されA12に至る2003年まで継続されていたのだ。
こうして20年もの歴史に幕を閉じるまで、累計で約80,000台以上が生産されるという歴史に残る名車で、いまも現役車輌が多く中古車市場では人気モデルの定番でもある。

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