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寒いときのタイヤの暖め方

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A.徐々にバンクせず、タイヤを潰そう!

10℃以下はコーナーを攻めない!

気温が下がれば路面温度も下がります。とくにハイグリップタイヤは、温度が低いとトレッドコンパウンドが暖められないため、柔らかくならずにグリップ性能はガタ落ち。外気温が10℃を下回ったら、ワインディングでコーナリングしようなどと思わないことです。

それでも真冬でなければ、春の陽射しだったりする日もあって、そんなにムリをしなければコーナーを楽しむことができそうというとき、気をつけたいのがタイヤの暖め方です。
お目当てのワインディングへ到着するまで、カーブもなく真っ直ぐ走らせてきたのなら、まずはひとつ目の左を浅いバンク角で、次の右も同じく浅いバンク角、4番目5番目のカーブあたりから、慎重に少しずつバンク角を深くしていく……コレ、絶対にNGです。

路面へ押し付けるように潰す

タイヤは暖まらないと、柔らかくなって路面を包み込むような粘着性のグリップ性能は発揮されません。なので慎重に徐々にバンク角を増やす乗り方では、タイヤのトレッドが暖まるチャンスもなく、バンク角が一定以上に深くなったトコロでスリップダウンしかねません。

それではどのようにしてタイヤを暖めるかといえば、路面に接するトレッドを考えるより、リヤタイヤ全体が揉まれるように、バンクしなくても直立状態でもエンジン低回転域からスロットルを大きめに開けて、アンチスクワット効果でタイヤが路面に押し付けるのです。
前輪も真っ直ぐで良いので、ジワッとブレーキをかけてタイヤ全体を潰しましょう。
このトレッドが荷重で揉まれる状態が、タイヤを暖めるには最も効果があります。
徐々にバンク角を増やすのは、しかも慎重にトラクションも控えめに走ったら、タイヤはほとんど揉まれず暖まるチャンスはありません。

日陰など落とし穴だらけで要注意

ただちょっと春めいた陽気で、陽射しがポカポカだとしても、コーナーに多い日陰部分は当然路面温度も低く、タイヤは瞬く間に冷えてしまい、容易にスリップダウンしかねません。
また谷間に架けられた橋なども、風が上下で抜けるため温度が下がりっぱなしになります。
そしてどんなに春めいた陽気でも、日が陰るとアッという間に路面温度も下がります。
寒い季節はこのように相当に慎重になるべきで、本格的なコーナリングは気温が20℃を越えてからにしたほうが無難です。

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アライ(Arai) レーシング・スポイラー RX-7X フラットブラック

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アライ(Arai) レーシング・スポイラー RX-7X ライトスモーク

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アライ(Arai) レーシング・スポイラー RX-7X グラスホワイト

Words:根本 健