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自分はペースが遅いので、皆と行くマスツーリングが苦手です……【教えてネモケン019】

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A.ペースに関係なく一緒に行動する方法を考えてみましょう!

仲間や友人と一緒に走る、マスツーリングが苦手です。同じペースで走るのが怖くて、どうしても遅れ気味になってしまいます。
集合場所で待たせてしまうのも迷惑な気がします。しかし、出先の食事などで一緒にバイク談義ができる楽しさもあって、誘われるとついOKしてしまいます。
解決方法などないと思いますが、何か良いアドバイスはありませんか?

ボクも昔は皆について行けず……

いやいや、これは同じ悩みを抱えている方が意外に多いと思いますよ。ボクも乗りはじめた頃、いつも遅れてしまうライダーでした。それこそ走り出してふたつくらいコーナーを過ぎると、仲間がもう見えなくなってしまうほど。

休憩で待ってくれているのですが、ボクが到着するとすぐに出発となって、こっちは休む間もなく走り続けなければならず、迷惑を考える以前に楽しくないのでひとりで走るほうが多くなっていました。

こうしたマスツーリングでは、リーダーのマネージメント、もしくはお互いの気遣いが大切ですよネ。そのときの成り行きまかせでそれぞれが勝手に先を急ぐようでは、皆と一緒に走る資格はありません。

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あくまでもマイペースに楽しいと感じる速度で走る

ほかの仲間から離れてしまうと、不安になるけれど、そこで自分のキャパシティを超えるペースで走行するのは非常に危険。誘われた時に自分のペースを話し、仲間が一緒に楽しめる方法を事前に考えておきましょう

基本はペースの遅いライダーに合わせるという考え方が良いでしょう

メンバーの誰かが遅れ気味だと分かった時点で、その方をひとりにしない配慮をするのが当然の対応です。もしくはペースの近いライダー同士と分かった時点でまとまって走るよう、躊躇しないですぐさま決めてしまうのも大事です。

速いライダーには、そのペースに合うグループをつくってもらい、休憩ポイントで待っていてもらうようにするなど、ペースが違っても一緒に行動する方法を工夫すると良いでしょう。

ただペースの速いグループというのも、実は個々にペースの違いはあるワケですから、ちょっと遅れ気味のライダーが無理していないか、そこも注意しないと事故を起こしかねません。

慣れてきたつもりがコーナーで突然の破綻をきたさないよう、速く走れるライダーにこそ余裕があるので、自慢気にどんどん先行していくのではなく、複合コーナーなどに先に差し掛かったら合図して警告するくらいの配慮をしたいものです。

なので、最後尾になっても焦る必要などありません。自分が楽しいと思えるペースを上回ったら、そこにあるのは事故のリスクです。

事故ってしまったら待たせる迷惑ドコロではなくなるので、気にせずマイペースを絶対に守りましょう。

友人や知り合いに一緒に走ろうと声をかけた時点で、お互い速い遅いに責任はないはずです。遅いペースに負い目を感じる必要などまったくありません。

ベテランはビギナーをサポートしましょう!

そもそもマスツーリングでは、もしビギナーがいると分かっていたら、経験者がグループの最後尾を交替で務めるのが当然です。

ボクもディーラーからの誘いでマスツーリングに参加させてもらうこともありますが、経験豊富なライダーがそれとなく役割分担をしながら、ビギナーやマイペースライダーをうまくリードしていくチームワークに感動したことが何度もありました。

そうしたツーリングイベントを頻繁に行っているディーラーで愛車の面倒をみてもらうのも、バイクライフを楽しむひとつの方法論です。

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ベテランがビギナーをフォローして走る

マスツーでは、隊列の最初と最後にベテランがつき、全体のペースをマネージメントするのが良い。ルートによっては高速道路でフリー走行区間を設けたり、ペースに合わせてグループ分けすると、ビギナーもベテランも楽しめるようになる

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ディーラー主催のイベントに参加してみる

1年を通してツーリングイベントを開催しているディーラーは多い。なかでも開催頻度や様々なタイプのツーリング、走行会を行っている場合は、参加者のフォローにも長けている。自分自身が安心して楽しめるかたちを探してみよう

Words:根本 健 Photos:真弓悟史,BMW,ドゥカティ