スペチアーレと命名された唯一無二の存在感
イタリアのビモータ社は、一般的なテレスコピック式フロントフォークと大きく異なる“ハブセンターステアリング”機構を持つTESI 1Dを1989年に発表、それから進化・熟成を重ねたのがTESI 3D NAKEDだ。
このモデルをベースに、モトコルセがオリジナルのカーボン外装やカラーリング、ファクトリーマシンに迫るブレーキシステムを搭載。そしてエンジンチューニングをさらに活かすため、モーテック社のエンジンマネージメントシステムを投入したコンプリートマシンが「TESI 3DCRスペチアーレ」だ。
ドゥカティエンジン最後のテージ、最後のビモータ
ちなみに2019年にビモータはカワサキとの合弁会社となったため、TESI 3D NAKEDはカワサキ以外のエンジンを搭載する最後のビモータ車となる可能性が高い。僅少ではあるがモトコルセではTESI 3D NAKEDのファイナルモデルを取り扱っているので、今が手に入れる最後の機会といえる。
モトコルセ
ビモータやヴァイルス、アヴィントンなどプレミアムなバイクをはじめ、STMやALTHなど高品位パーツの正規輸入元を務め、ドゥカティライフスタイル東京、ドゥカティ埼玉の母体でもある。ドライカーボンやCNC切削、チタニウムなど高品質素材を用いたオリジナルパーツの開発・販売も行う。取り扱うプレミアムバイクをベースに、世界の一流パーツやオリジナルパーツを組み込んだ「コンプリートバイク」の製作に力を注ぐ
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