2005年の公開時にご覧になったファンも多いはず。この感動の作品が8月19日(20~21日の3日間)に35mmフィルムで上映される!
愛車“インディアン・スカウト”を40年以上もかけて改良を続け、63歳にしてニュージーランドからはるばるアメリカへ渡り、世界最速記録を打ち立てた伝説のライダー、バート・マンローの感動の実話を映画化。
一生を懸けて夢を追い続けた型破りな主人公の人生を、レース会場を目指す遥かなる道のりの中で出会う様々な人々との暖かな触れ合いを通してさわやかに描き出す。主演は「日の名残り」「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンス。監督は「13デイズ」「リクルート」のロジャー・ドナルドソン。
【STORY】
ニュージーランド南端の町、インバカーギル。小さな家に独りで暮らしている初老の男バート・マンローは、40年以上も前のバイク“1920年型インディアン・スカウト”を自ら改造し、ひたすら速く走ることに人生を捧げてきた。そんな彼の夢は、ライダーの聖地、アメリカのボンヌヴィル塩平原(ソルトフラッツ)で世界記録に挑戦すること。いよいよ肉体的な衰えを痛感し、もはや挑戦を先延ばしにはできないと悟るバート。そして、周囲の人々の協力もあってどうにか渡航費を捻出すると、貨物船にコックとして乗り込み、海路アメリカを目指すのだったが…。
現在では35mmフィルムを上映できるシアターも非常に少なく、横浜ジャック&ベティーでの貴重なチャンス。
バートの名言「夢を忘れた人はキャベツだ!中身が無い」一生を懸けて夢を追い続けた型破りな主人公の人生
8/19(金)バイクの日にはプレミアムトークショー も開催
今回のリバイバル上映に尽力したインディアンモーターサイクルの輸入元ポラリスジャパンでは、公開初日にスペシャルゲストによるトークショーも併催。
2人のゲストは:
・中村高寛氏…映画監督。主な映画「ヨコハマメリー」(06年)「ヘンリ・ミトワ禅と骨」(17年)、その他NHK特番。横浜文化賞芸術奨励賞ほか11の受賞歴。
・増井貴光氏…モーターサイクルフォトグラファー。ボンネビル・モーターサイクルスピードトライアルズに2010年より撮影を継続し、2017年に写真集”bonneville”を出版。
8月19日のバイクの日のみのプレミアム特典
・上映後プレミアムトークショー&インディアン・スカウト2022モデル特別展示撮影会
・インディアンスペシャルグッズ付きプレミアム鑑賞券一律2,500円
●料金:8/19(金)バイクの日プレミアム上映一律2,500円(前売り券販売あり)
8/20(土)21(日)通常上映一般1,800円、大専1,500円
シニア1,200円、高校以下・障がい者1,000円
上映劇場:横浜シネマ・ジャック&ベティ
ジャック&ベティは1952年。米軍の飛行場として使用された跡地にオープンした。ミニシアターの運営は非常に厳しく一度閉館の危機もあったが、地元住民をはじめ多くの人々に愛される劇場は「世界最速のインディアン」公開の年と同じ2007年に現在の梶原俊幸支配人が運営を引き継ぎ今年で15年を迎える。
35mmフィルム上映ができる劇場は現在非常に少ない。フィルムで撮影された作品をフィルムで楽しむ独特の質感や雰囲気は「映画」らしさを感じられる贅沢な楽しみ方。しかしフィルムは劣化してしまうという欠点と上映できる映写技師の数も減り、今回のような「フィルムで撮影した映画をフィルムで楽しむ」と言う機会は非常に貴重であり、ジャック&ベティだから実現きたプレミアムな企画の一つでもある。