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クシタニは僕のユニフォーム

  • Words:小川 勤
  • Photos:高島 秀吉 , 真弓 悟史

レーシングスーツは、スポーツライディングの欠かせない相棒

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大パワーを乗りこなすなら、バイクの上で常にバランスを探りながら積極的に動く。サーキットではジッとしていることなどまずない。身体の動きを妨げず、レスポンスの良さを狙ってクシタニのレーシングスーツは進化し続けている

スポーツライディングとよく言うけれど、僕にとってバイクはスポーツそのもの。バイクという道具を「いかに上手く使うか、扱うか」を自分なりに追求するスポーツだ。バイクがスポーツでなければ、サッカーもラグビーもスポーツじゃない……大袈裟に聞こえるかもしれないが、僕はそんな感覚でバイクに乗っている。

しかし、スポーツと言ってもそれはスピードを出すことだけではない。確かにサーキットを走ることはスポーツとして想像しやすいかもしれないが、僕は市街地やツーリングでも同様のスポーツ性をバイクに感じている。もちろん飛ばしているわけではない。

バイクを常にコントロール下に置くこと。それがスポーツ。

市街地の信号で思い通りに停車する(前後サスの姿勢コントロールやシフトダウンのタイミング、ブレーキリリースしながら停止時のショックを和らげるなど)、交差点を曲がる時に思い通りに体重が乗る感覚(停止時からクラッチミートした直後にいかにタイミングよく適切な荷重ができるかなど)、ツーリングでは次々と現れるカーブに対応(知らない峠では曲率や路面状況が変わる様をゲーム感覚で攻略)していく……バイクを扱う面白さに速度は関係なく、バイクを思い通りに扱うということがスポーツライディングなのである。

そして身体を動かすスポーツには必ずユニフォームがある。サーキットでのライダーのユニフォームはレーシングスーツだ。その他のシーンはレザーやテキスタイルがライダーのユニフォームになる。クシタニのレーシングスーツはとてもしっとりしている。その革の上質さは実際に店頭で触ってみるだけで分かるのでぜひ体感していただきたい。

触るとわかる、クシタニレザーの上質さ

また、この柔らかさとしっとり感は3年後も健在。汗が染み込んだり(実際には染み込みにくい)、濡れてしまったりしても硬さが出ないのも嬉しい。

そして実際に着ると、その柔らかさとしっとり感が着心地に直結。とても軽くてストレスがない。僕がレーシングスーツを着るシーンはちょっと特殊。走行会では朝から夕方まで丸一日レーシングスーツを着ている。でも疲労感がないのは、その着心地があるからだ。

当然、バイクに乗っていてもその動きやすさは健在。身体が軽く、さらにホールド感やグリップ感も高い。一部が引っ張られたり、ちょっとしたキツさを感じるとやはり走りに集中できないもの。動きやすければ、咄嗟の動きにもリアルタイムで対応でき、コレがコンマ数秒でも遅れたらそれがミスに繋がり、ラインを外すだけならまだしも最悪は転倒してしまうだろう。

完成したレーシングスーツにちょっとしたストレスがあっても日本メーカーのクシタニならサイズ変更に随時対応してくれるのもいい。

ライダーのユニフォームとしての“クシタニ”を知っていただきたい。

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ライダーが身体を起こしたり伏せたりしてメリハリのある動きをするとバイクも応えてくれる。いかに思い通りに扱うか、走らせるかをテーマに日々スポーツライディングを研究中だ。それにはレーシングスーツが欠かせない

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レーシングスーツ=丈夫、それは間違いではない。動きやすさと転倒時の耐久性を両立させるのは至難の技であることは容易に想像がつく。そこを追求してR&Dを繰り返すレーシングスーツはバイクウエアの究極だ

協力/ クシタニ