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岡田忠之×原田哲也のミシュランタイヤテストVol.1_MICHELIN POWER CUP2

Photos:
大谷 耕一

MICHELIN POWER EXPERIENCE Performance on Track

エッジ部分の剛性が高く攻めるほどに安定感が増す

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アグレッシブなトレッドパターンながら公道走行も可能なパワーカップ2だが、主用途はあくまでもサーキット走行。ドライコンディションでのハイパフォーマンスを追求している。
「現役の時にこのタイヤがあればなぁ!」とおどけるのは、長年にわたりミシュランタイヤでレースを続けてきた岡田さんだ。フロントタイヤの存在感が増していることに、強く感動したようだ。

「かなり強くブレーキングしたままコーナーに入っていけるんです。これにはビックリ。『ミシュランはリヤタイヤが強い』という印象がガラリと変わりましたね」
岡田さんいわく、フロントの安心感は「2ステップも3ステップも高まっている」そうだ。

スピードレンジが上がるほどより性能を引き出せる

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さらに岡田さんはパワーカップ2の特性を細かく分析する。
「パワーGPではタイヤに“動き”があり、それが温まりの良さやインフォメーションの多さにつながっていた。このパワーカップ2は、エッジの部分により高い剛性感が与えられています。だからどんどんスピードレンジを上げて、どんどん荷重がかけられる。このタイヤに合わせてサスペンションセッティングをしたくなりますね」

乗り手の操作に対してタイムラグなく反応してくれる

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原田さんも「サイドはほとんどスリック。このグリップの高さは素晴らしい」とサーキットでのパフォーマンスを絶賛する。
「こちらの操作に対して、タイムラグなく反応してくれます。そのクイックさゆえにちょっとシビアな面もありますが、ある程度のスキルがあって、タイヤをそれなりにつぶせる方なら、こんなに面白いタイヤもないでしょう」

サーキット走行はミシュラン指定の空気圧で!

最後に岡田さんからこんなアドバイスが。「パワーカップ2でサーキットを走るなら、ぜひミシュランが提唱するサーキット向けの空気圧を試してください。より楽しめると思いますよ!」

MICHELIN POWER CUP2
120/70 ZR17(58W)
180/55 ZR17(73W)
190/55 ZR17(75W)
200/55 ZR17(78W)

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協力/ 日本ミシュラン