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このバイクに注目
Royal Enfield
METEOR 350
2021model

【ロイヤルエンフィールド メテオ350 試乗インプレ】走る、旅する、バイクの醍醐味を感じる1台

メテオ350のエンジン特性や乗り味などのインプレッションは根本 健の「【ロイヤルエンフィールド メテオ350 日本初試乗インプレ!】ひと目で伝わる圧倒的な質感の違い」を読んでいただくとして、こちらではその機能性の部分に詳しく触れていきたい。

バイクの醍醐味をダイレクトに伝えてくれるエンジン

ロイヤルエンフィールドのメテオ350にまたがり駆けだすとそのトルク感、鼓動感をとてもよく感じた。これは、ロイヤルエンフィールドのINT650に乗ったときにも感じた印象と同じだ。とにかく、市街地の走行スピードでのエンジンフィーリングが抜群に良い。

ただし、高速域がつまらないということではない。高速道路で高回転域で走ってもその鼓動感が残っているし、ちゃんと加速していく。

そのトラクション感を使って低回転域からグリグリとワインディングを駆け抜ける気持ちよさも抜群だ。

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市街地走行はトルクで気持ちよく駆け抜ける

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ワインディングはトラクションを感じながらスロットルを大きく開けていける

どこまでも走り続けられる燃費性能

その燃費もかなり良い。
高速道路の走行では、約31km/L。高速と下道を含めた走行では約38km/hほどの燃費となった。タンク容量は15Lなので1回の給油で400km以上は軽く走ることができるだろう。日帰りツーリングなら給油無しでもこなせそうだ。

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純正のスクリーンは高速走行時の風圧を和らげてくれる

標準装備のナビゲーションが旅を快適に

標準装備されているTripper(トリッパー)が快適性を向上させる。最近ではスマートフォンをナビ代わりに車体に取り付けているタイダーをよく見るが、メテオ350にはナビゲーションシステムが最初から取り付けてある。それ単体では機能しないのだが、スマホにロイヤルエンフィールドの純正アプリをダウンロードし、車体に装着されるトリッパーとBluetoothでスマホを接続し、目的地をセットすると機能する。

車体に装着されているトリッパーのモニターにはマップは表示されておらず、「300m先右折」といったように表示される。
また、スマートフォンとインカムなどを接続していれば音声でも案内をしてくれる。

ただし、日本語での目的地検索は現在実装されていないので、例えば「東京駅」を目的地としたいのであれば「Tokyo Station」と検索して目的地をセットしなければならない。
住所なども同じで、「丸の内1丁目」をセットするのであれば「1 Chome Marunouchi」と検索する必要がある。

検索に慣れれば、トリッパーを使いこなすことができるだろう。

Googleマップの機能を基本として作られたアプリケーションなので、有料道路や高速道路の除外設定もすることができる。
必要最低限の情報しか表示されないので、ずっとマップとにらめっこしながら走るよりも景色の情報などが入ってきやすく、トリッパーが装着されているのであればナビ代わりにスマホをマウントする必要はない。

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左がアナログとデジタルが一体になったメーター。右がトリッパーだ

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基本はGoogleマップと同じなので直感的に操作しやすいアプリ。使用するには無料の会員登録が必要だ

シーソー式のシフトペダルとちょうど良いフォワードステップ

シフトペダルはシーソー式になっており、かかと側を踏めばシフトアップ、つま先側を踏めばシフトダウンの5速変速となっている。このモデルの主要市場のインドでは、サンダルなどのラフな服装で乗る人も多く、シーソー式のシフトペダルに需要があるのだそう。

ステップ位置はフォワードになっており、少し足を投げ出してまたがるようなスタイルになる。これは、慣れていないとちょっと不安になるポジションだったが、シート高が低く、足着き性が高いので安心してまたがることができる。また、フォワードステップは高速走行中にその真価をみつけた。まるで足を伸ばしてソファーに座っているときのような快適さだったのだ。

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フォワードステップもアメリカンタイプのバイクよりは控えめとなっているので、踏ん張りも効きやすい

市街地ではエンジンの気持ちよさ、高速走行中には装備による快適性と、どちらをとっても美味しいバイクだ。

免許を取得したばかりの初心者には、ツーリングの楽しさを教えてくれ、ハイパワーの重たいバイクにちょっと疲れたベテランには、トコトコ・フラフラとどこに行くでもなく走り続けたくなるバイクの醍醐味を思い出させてくれる。

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細かい造形がきれいで高級感がある

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クラシックな佇まいの車体の中で、いちばん現代的な造形をするホイール

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試乗したメテオ350 スパーノヴァは、パッセンジャーの背もたれも標準装備されており、タンデムも快適だ

輸入元によると近日発売とのことなので、問い合わせはロイヤルエンフィールド東京ショールームまで。
HP:http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp

SPEC

Specifications
Royal Enfield METEOR 350
エンジン
空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量
349cc
ボア×ストローク
72.0×85.5mm
圧縮比
9.5対1
最高出力
14.87kW/6,100rpm
最大トルク
27Nm/4,000rpm
変速機
5速
フレーム
ダブルクレードル
重量
191kg
サスペンション
F=テレスコピック
R=スイングアームツインショック
タイヤサイズ
F=100/90-19 R=140/70-17
全長/全幅/全高
2,140/845/1,310mm
軸間距離
1,400mm
価格
FIREBALL 59万6,200円
STELLAR 60万8,300円
SUPERNOVA 62万2,600円
協力/ ロイヤルエンフィールド東京ショールーム