What's New

BMWのF900XRが首都高パトロールバイクとして運用開始!【What's New】

Photos:
BMW
bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_main.jpg

海外メーカーで初の首都高パトロールバイク!

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 01

BMW(日本法人)は海外バイクメーカーとして初の首都高パトロールバイクとしてF900XRが採用され、2024年12月から運用をはじめると発表した。
首都高パトロール株式会社によれば「安全性・迅速性・耐久性などを考慮、様々な状況の中でも安定した冷却性能と電力供給機能を発揮することが期待できる」ことから、BMW F900 XRをパトロールバイクとして採用したとコメントしている。

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 02

F900XRは、F900Rをベースにアクティブな走行からツーリングまで広範囲な用途を前提に開発され、アンチ・ホッピング・クラッチやエンジン・ドラッグ・トルク・コントロールなど、急激な操作にも安定性を崩さない信頼性の高さで評価されている。

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 03

運用は既にはじまっていて、これから首都高でこの黄色いF900XRを見かけることがあるかも知れない。

F900RとF900XRの2025モデルも発表された

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 04

この首都高パトロールバイクとして採用されたF900のRとXRの2025モデルもBMWから発表があった。
2019年にEICMA(ミラノショー)で発表になり、日本でも2020年から販売されているF900系は、軽量コンパクトな車体に895ccのDOHCツインを搭載、タウンユースで扱いやすいネイキッド・ロードスターのF900Rと、長距離走行を前提にカウルやライディングポジションを設定したF900XRと共に見かけることの多い機種となっている。

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 05
bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 06
bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 07

エンジンはボア86mmに77mmのストロークで、並列ツインは105HP(77kW)/8,500rpmと93Nm/6,750rpm。
車重はF900Rが208kg、F900XRは216kgと扱いやすさが特徴だ。
因みにXRは燃料タンクが15.5Lで、Rの13Lよりツーリング向きに容量を増やしている。

bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 08
bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 09
bmw_f900r_f900xr_2025model_20241217_ 10

2025モデルでは軽量化の他に足回りのグレードアップがはかられ、両モデルともφ43mmの倒立フォークを装備、アルミ鋳造ホイールは1.8kgの軽量化で、コーナリングABSも標準となった。
日本での発売時期はまだ発表になっていないが、これまでの経緯からほどなく導入が開始されるはずだ。