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このバイクに注目
Vyrus
Alyen
2021model

地球外生物襲来!! イタリアのヴァイルスが世界限定20台の「エイリアン」を2021年にリリース!

Photos:
Vyrus

ヴァイルスはイタリアの小さなファクトリーでハブセンターステアのマシンを製作するメーカー。次世代バイクをイメージさせるエイリアンにはかつてないこだわりと情熱が詰まっている

こんなバイク見たことない! 鬼才アスカニオ・ロドリゴの想像がついにカタチに!

エイリアンという車名の通り、まさにそれは地球外から来たようなインパクトを放つ。ちなみにAlyenのスペルは間違いでなく、メーカー名であるVyrus(ウイルスの意味)と同様、代表のアスカニオ・ロドリゴさんならではの洒落の効いた造語だ。

アスカニオさんは元々ビモータのエンジニアで、ハブセンターステアの可能性を追求。ビモータ退職後にビモータのすぐ近くにヴァイルスのファクトリーを構えると、独自のハブセンター機構を持つシャシーにCBR600RRやドゥカティLツインエンジンを搭載。市販車として販売している。

そんなヴァイルスの最新作がエイリアンだ。最新作と言っても世界限定20台、発表と同時に予約で完売してしまった。

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このアングルのインパクトは凄まじい。ミラーに映ったり、前方から迫ってくる迫力はまさにエイリアン

エンジンは、1299パニガーレが搭載する1285ccのLツイン“スーパークアドロ”。そのエンジンをマグネシウム製のオメガプレートで挟み、これがフレームの役目を果たす。

ヴァイルスの特徴であるハブセンターステアはさらに進化。ハンドルとハブ(ホイールのセンター部分)のステア機構を結ぶのは既存の形状ではなく、HWSS(油圧ワイヤードステアリングシステム)と呼ぶナノ粒子の特殊な流体を密封したスチールケーブルを用いた新機軸。恐らく普通は想像すら難しい斬新なアイデアだ。

前後スイングアームやステッププレートなど、従来アルミで製作される多くはマグネシウム合金で作られ、ライトのハウジングやハンドルガード、シートカウルやマフラーのヒートガードなどのパーツはドライカーボン製だ。

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ヴァイルスは日々ハブセンターステアを進化させているメーカーだ。今度の発想も斬新で、その乗り味は想像することも難しい

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エンジンは、1299パニガーレが搭載する1285ccのL型2気筒“スーパークアドロ”。205馬力を発揮し、電子デバイスも装備。エンジンの左右にあるマグネシウム製のプレートがフレームの役目を果たす。エンジンからスイングアームが前後に伸び、ステムがないためそのシャシーは超軽量だ

エイリアンという車名の通り、それは常人の想像を超越する存在感。確かにバイクではあるものの、バイクの常識は何一つ当てはまらない。

実物を見てみたいと思いつつも世界限定20台という超レアバイク。遭遇できたらとても幸運なエイリアンなのだ。

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エイドリアン・モートン(MVアグスタのチーフデザイナー)のイメージスケッチをきっかけに、ハブセンターステアという機構とヴァイルスらしいデザインを追求

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エッジの効いたシャープなデザインが特徴。そのスタイリングはとても力強い。リヤのスイングアームは片持ちだ

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フロントにもスイングアームがある独特のディテールを持つのがハブセンターステア。エイリアンはハンドルの両端とハブ内のステア機構をナノ粒子の特殊なフルードを密閉したスチールケーブルで連結する

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ヴァイルス専用にデザインされたROTOBOX社のカーボンホイール。スポーク部の厚みはわずか5mm。真横から見たときのインパクトが凄い

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エイリアンの強靭さをイメージさせるフロントマスク

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サイレンサーを車体でザインの一部に取り入れることで、独自のスタイリングを実現。デザイン、そして新機構や新素材を多用し、バイクの常識を一蹴している

協力/ モトコルセ