MOTO GUZZI 100周年を記念したNewモデル、V100 MANDELLOの現地発表試乗会で、試乗リポート前に概要を速報!
現存するイタリア最古のメーカーMOTO GUZZIは今年で100周年。
これを記念して工場をはじめとする本社施設を刷新、多くのグッツィファンが世界中から集い祝ったばかりだ。
その地名MANDELLOを冠した、初の水冷DOHCツインがいよいよ市場投入ということになり、現地発表試乗会へRIDE HI特約のお馴染A.カスカート氏が参加した。
その試乗リポートをお届けする前に、現地から送られてきた走行画像に発表資料画像で、その概要を予めお伝えしておこう。
久しぶりの本格派ツーリングスポーツ・デビュー、初の水冷DOHCでも伝統の縦置きVツインを踏襲
MOTO GUZZIといえばV7からはじまった縦置きVツインの継承で知られているが、1950年代に世界の頂点GP500ccクラスにオットーチリンドリ(V型8気筒)の超高回転12,000rpmエンジンでチャレンジする最もハイエンドを狙うメーカーでもあった。
それがOHVによる手堅いツーリングスポーツへと舵を切り、日本勢の猛攻から一線を画した存在として生き存え、独得の高速安定性などアメリカを中心に濃いファン層に受け容れられてきた。
そのMOTO GUZZIが遂にDOHCで水冷、ユーロ5規制をクリアした最新テクノロジー投入のツーリングスポーツを100周年を機にデビューさせると1年前に発表していたのだ。
縦置きVツインをシャフト・ドライブで後輪を駆動する、これまでのV7以来の構成だが、DOHC4バルブ化はもとよりクラッチを湿式多板とコンパクト化と効率アップに加え、シャフト駆動をトルクリアクションの少ない低位置とするなど、内容的には革新的な進化を遂げている。
走行速度が高まると左右のフラップが開いて空力を変化させる、自社で風洞を持つグッツィならではの装備も楽しそうだ。最上モデルのSは電子制御のオーリンズ製サスが前後に奢られている。
詳しくはPart2のカスカート試乗リポートでお届けする。
速報!モトグッツィV100マンデッロS試乗インプレ Part2【このバイクに注目】はコチラ!
SPEC
- 最大トルク
- 105N-m(10.7kgf-m)/6,750rpm
- 変速機
- 6速
- フレーム
- 高張力鋼管ダイアモンド
- 車両重量
- 212kg
- タイヤサイズ
- F=120/70R17 R=190/55R17
- 全長/全幅/全高
- 2,125/835/NA
- 燃料タンク容量
- 17L